ちょっと関係ないこと

プログラムともPCとも関係ないけど、民間の募金活動(と偽善)について


去年の高専祭でたしかスマトラ島沖の地震復興のための募金をやりました。


募金自体についてとやかく言うつもりはありませんが、現在も他でもない日本で困っている人々がいるにもかかわらず外国に募金だなんて、とても偽善だとは思いませんか?


国家が国際活動を行うのは偽善ではすまない、もっと政治的な要素も絡んできますが、(高専祭規模の)民間の募金はそんなものとは無関係です。


だから民間の募金は自分の国の人が苦しんでいるならそこから手を差し伸べるべきだと思います。
現にいまだ三宅島の人々は困っているにもかかわらず募金額は減る一方です。


自分(自国)の足元もおぼつかないうちから、他人(他国)の面倒なんて見る余裕があるのか、といった曖昧な問題に置き換えることができますね。
ただ、この問題においては私は「ない」と答える、ただそれだけです。


問題なのは高専祭での募金はそもそもこの問題に帰結しない点です。
この問題で「ある」とはっきり答えられる、というよりもこの問題をその時意識していたのか、と言われると、おそらくほとんどの人が意識していなかったと思います。


あの募金では、自分の足元は大丈夫と錯覚(三宅島はもう忘れてしまっている)して、他人の面倒を見たのです。
だから「偽善」。状況(世論、大勢など)に流されやすい。


あんな大人(詳しくは会長)にはなりたくないと、その時ひそかに思ったものです。


さぁ、今年の高専祭はどこに募金するんでしょうかね?


あー、長文書くのはつかれるな:-|