クラウド温泉2.0@小樽で発表してきた

発表資料の圧縮版です。

「仕事で使う F#」と言いつつ、仕事で使う部分は少ないです。
最初の構想としては、NaturalSpec とか Excel DNA とか FParsec とかの話をしようと思っていました。
が、参加者を見てみると、関数型プログラミング言語のことを知らない人や、 F# を勉強中の人がいたので、方向転換しました。


方向性として、

  • 関数型プログラミング言語を知らない人向けに、F# を使うとなんだか凄そう感を出す
  • F# を勉強中の人向けに、躓きそうなところや疑問に思いそうなところを潰しておく

の 2 つが考えられたんですが、デブサミの発表では前者に振ったので、今回は後者に振ってみました。


仕事で・・・の部分については、「実案件で」ということで FParsec の話を入れました。
でも、「仕事を助けるツールとして」Excel DNA にすればよかったかなー、とかちょっと後悔。


F# のすごさをちょっとでも伝えることはできたようで、発表してよかったです。


参加してきたエントリは後で書く!

OSC 2011 Nagoya に参加してきた

ocaml-nagoya さんと一緒に、F# User Group JP のブースを出しました。

OCaml と F# のブースでしたが、OCaml と F# の本以外にも、

の本も置いていました。
みなさん割と関数型言語に興味があるようで、盛況でした。


あと、高専の同級生とばったり会ってビックリ。
名古屋 Scala に誘っておきましたけど、次回は用があって無理らしい。
次回以降に期待です!

SCM Boot Camp で発表してきました

それと Git の TA やってきました。
Togetter はこちら: SCM Boot Camp in Tokyo #scmbc - Togetter
発表資料は

に上げてあります。
最初の方でバージョン管理について、次に分散バージョン管理システムについて、最後に運用例と事例を紹介しました。
うちの事例は割と複雑なので、もうちょっと単純化して運用例として混ぜた方が良かったかもしれません。


ハンズオンでは、Git の TA を担当しました。
こちらの準備不足で環境構築等に手間取ってしまって申し訳なかったです・・・
Mercurial では一グループに一人、Bazaar では 3 人に対して 2 人の TA がいたのに対して、Git はそこまで手厚くサポートができなかったのは今後の課題かな、と思います。
Git チームの方から、「rebase の嬉しさが分かった」と言ってもらえたのはよかったです。


Mercurial の概念的な部分に少しだけ触れることができたのは、大きな収穫でした。
文殊堂さん++


全体を通して、非常に楽しいイベントでした。
エキPy、関数脳本の著者が来ていて、どっちも持っているので持ってこればよかったのは悔やまれるところです。
入門 Mercurial の著者の方が偶然隣の勉強会に来ていて、飛び入りでトラブルシュートしに来てくれました。
なんというか、すごかったです。


懇親会では色々な方とお話しできて楽しかったです。
闇 LT 大会が急遽始まったので、その場で資料をでっち上げて発表したんですが、







ちょ!そんな事実はございません><
普通に、名古屋楽しいよ!って話と、実践 Scala プログラミング面白いからみんな読みましょう!って話をしただけだよ!

てるろうせんせェ・・・!

被害妄想とか言われた件

RubyKaigi2011 で「別の"MVC 3 vs Rails 3"」という発表があったそうです。
で、TL に「ASP.NET MVC3 ではテストが有料」的なつぶやきが流れてきました。
もちろんそんなことはないので、「違うよ!」ってつぶやいたら、発表を行った方から発表資料への URL を頂きました。
で、それを見てみると (テストの部分に関して) 微妙に言いたいこともあるのですが、聴衆がその部分をスルーしていたっぽい、ということがわかりました。


ですが、54 ページ目に気になる表現があったのです。

テストを重視するふつうの開発者は Rails 3

https://skydrive.live.com/?cid=39980b426ffec3a7&sc=documents&id=39980B426FFEC3A7%21310

これです。
これに対して、


とつぶやきました。
この表現、明らかに開発環境ではなく、開発者のことを言っていますよね。
これに納得していただける方はこのエントリは読まなくていいです。


これに対して、こんなやり取りがありました。






まずは @ さんに対してです。
@ さんは、非公式 RT を使って「開発者」の話をしているつぶやきを引用して、フレームワークの話をしています。
これに対して、「俺は開発者の話をしているんだ」と言ったら、「俺はフレームワークの話をしているんだ」と返された形です。
いや、だから、俺は開発者の話をしてるんですってば。あなたがフレームワークの話を持ち出したから「いや、開発者の話です」と言ったんです。
俺のつぶやきを「フレームワークの話」だと勘違いしたんだとすれば、そこはごめんなさい。


で、@ さんに対してです。
もし開発環境の話なのであれば、

テストを重視しているのは Rails 3

とかいう表現が妥当ではないでしょうか?
このような表現を用いず、開発者という言葉まで持ち出しているのにもかかわらず、「開発者の話じゃない」と言い張るのはいかがなものかと思います。
そんなつもりがあったかなかったかはおいておくとして、誤解を招く表現であることは間違いないでしょう。
で、それを「被害妄想」で片づける・・・あまりにひどくないですかね?


日本語難しいと言ってしまえばそこまでなんですが、なんだか釈然としないものがあります。
「議論の対象とすべきなのはテクノロジであって、開発者じゃない」と思っているんですが、今回のは ASP.NET MVC 3 を採用している開発者を貶めているように感じたのです。

テストを重視するふつうの開発者は Rails 3

発表の趣旨として、Rails 3 と ASP.NET MVC 3 を比べているので、「テストを重視する普通の開発者は Rails 3 を採用し、ASP.NET MVC 3 は採用しない」と同じ意味でしょう。
これは、「テストを重視する開発者がふつうだ」と言っているし、「テストを重視する開発者ならば Rails 3 を採用し、ASP.NEW MVC 3 は採用しない」とも言っています。
前者は置いておくとして、後者は「テストを重視する開発者ならば ASP.NET MVC 3 は採用しない」ということです。
つまり、「ASP.NET MVC 3 を採用しているならば、テストを重視する開発者ではない」ということになりますね。
やっぱり、被害妄想じゃないんじゃないですかね?


追記。


とのことです。
正直あの表現からそれを読み取れというのは俺には無理ですが、そこは人によるのでしょう。そして読み取れなかった俺は被害妄想が強いということでしょう。
結論は何もありません。

開発環境勉強会 in Nagoya #1 で発表してきた

6/18 に開催された開発環境勉強会 in Nagoya #1で CI っぽい話と Vim の話をしてきました。






Emacs 使いの人にも Vim のいいところを伝えることができたのはよかったですね。
ちなみに VS 上では VsVim 使ってますが、色々と微妙です。ただこれがないともっとアレなんで今後に期待!