プログラミングのセオリー(3)

プログラミングのセオリー

プログラミングのセオリー


この本に関してはこれで最後にします。

プログラミングのセオリーでは、Chapter7について書いていた中から、多態性だけを抜き出して書きました。
プログラミングのセオリー(2)では、Chapter1からChapter6までで目に付いたものを拾い上げていきました。
つまり、Chapter7に関してはあれだけじゃないし、1〜6に関しても見落としてる部分はいろいろあると思います。
例えば、ちょっと細かいかもしれませんけど、

コレクション(collection)とは、何かを集めた配列のことです。

なんてのもありました。
更に、Chapter8はほとんど読んでません。


何が言いたいかというと、この本はまともな本ではないと言うこと。
(2)のコメントにも書いたんですけど、目次だけ見ると結構まともな本に見えるんですよね。

こんな方におすすめ

  • プログラマとして1年以上のキャリアをお持ちの方
  • プログラミングの腕を磨きたい方
  • 部下・後輩の指導用のテキストをお探しの方
プログラミングのセオリー プログラムの価値を高める"定石"を学ぶ:書籍案内|技術評論社

とありますけど、指導用のテキストや腕を磨きたい場合は反面教師として使えますけど、わざわざそれだけのためにこの本を買うべきかというと、絶対買わない方がいいですね。
プログラマとして1年以上のキャリアというのも、やってきた内容は人によってそれこそ千差万別なわけで、指標にはならないですし。


ではどんな人におすすめかというと・・・
少なくとも人にはすすめられないですね。
ただ、値段は2380円+税と、高くはない。このお金と読む時間が無駄になると思わない人なら買ってもいいんじゃないでしょうか。
新しい知識を得ることは出来ないと思いますけど、間違いやおかしいところを見つけることで自分の中の知識を固めることは出来るはずです。