サイト記述用言語としてのXML+XSLT

XML+XSLT*1 *2でWebサイトは記述できるけど、Webサイト記述するだけならすでにHTMLやXHTMLがある。
わざわざ長ったらしいXSLT書いてまで、XML+XSLTをサイト記述言語として使う意味ってあるんだろうか?


風呂に入りながらぼーっと考えてたけど、複雑なサイトならありなんじゃないかな、という結論に達した。
例えば、div使いまくりな場合。
全体をdivでくくって、ヘッダをdivでくくって、メニューをdivでくくって、本文をdivでくくって、フッタをdivでくくって・・・
まぁこんなサイトを手書きで書くような人がそんなにいるとは思えないけど、こういうサイトの場合、XSLTにdivに関する記述を全部追い出せるし、結果、XML自体は非常に簡潔に、分かりやすくなる。
更に、こういうdivでくくりまくってるサイトは同じ構成のページが何枚もあったりするけど、XSLTを一回書いとけば使い回しが出来る。
更に更に、XSLTは一回転送してしまえば、キャッシュに残ってる限り再転送の必要は無い*3


あー、でも転送効率を考えるならMarkup Languageなんて使うより、S式やらYAMLやらJSON送れ、って話だよなー。

*1:+CSS

*2:+JavaScript

*3:そこそこの大きさのHTMLファイルを何回も送るか、でっかいXSLTを最初に送って、それなりに小さいXMLファイルを何回も送るかの違いだから、XML+XSLTが有利、というわけではないけど